このパターンは、何処の会社でもあります。
そして、このパターンに対して、よくやられる改善策は、「研修」があげられます。
しかし、普通の研修をしただけでは、一向に改善出来ないのが、このパターンです。
このパターンによって生じる人間関係と仕事の未達成は、会社に大変「悪影響」を与えます。
中には、この状況を打ち破れる「行動特性」を持っている担当がいて、活躍して成長する会社もありますが、
大抵は、各自、気持ちに負担を加えて、仕事が終わっても、その気持ちを引きずっている社員の方々が、
多く存在しています。
改善方法として社員が自分で出来る事は、「自己理解」をする事、「自己理解」して、
自分の出来ない行動を努力によって実行していく事です。
そして、次に「他者理解」をする事です。
「自己理解」する事によってどうして、そのような行動をするかが、自分でわかります。
「他者理解」は、自己理解の延長線上にあります。
自己を理解する事によって、他者も理解する事が、出来るようになる事です。
日本の会社は、この辺りに余り目を向けていません。
「やらないのは、そんなの自分がいけないんだ」という考えが、多いからでしょうか？
それとも、見ないようにしているのでしょうか？
会社には、上下関係があります。
その中で、担当者の中に良い意見を持っているが、聞き入れてもらえず、とても苦しんでいる姿がよくあります。
各自が、自分の意見を出し合い、会社が成長していくように活動するようしていくという
考えを持っているトップの方は、少ないのが、現状なのでしょうか？
そこまで、入り込めないと思われているのでしょうか？
時代の変わり目の時、やるかやらないかによって、会社の将来が変ってきます。
